2010年12月2日木曜日

行灯の作品


綾のきりえ作家と熊須工房と私の合作の行灯が仕上がる。三面に寿、郷、魚を書いて板に貼りつけて糸鋸で切り抜いていく。枠との接点がないと宙ぶらりんとなるため白黒の密度を考えながら文字を書く。バランスに難儀したが三人とも初仕事にワクワクして取り組む。出来上がりを早速持ってきてもらった。楽しい仕事だったねと言って手渡されたので私も嬉しくなる。

最初のイメージのような出来具合で多分三人とも満足のはず。切り抜くのにまる一日は掛かったというし工房の仕事は丁寧そのもので熊須さんに付いているお客さんは沢山いる。二人の仕事に乗る事ができたのはラッキーなこと。後は私のお客さんの反応である。今の時代遊びを必要としている人に出会えるかどうかということだ。機会を待つのみ。幸あらんことを!

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