2010年5月16日日曜日

口蹄疫

ブログ・・・弥永睦雄さんの「川南町のムッチー牧場だよ~ん」を見る。悲痛な叫び声とうめきが伝わる。連日の被害はさほどの緊迫感はマスコミでは伝えられていないのではないだろうか?昨日の宮崎牛の種牛に及ぶに至って全国放送の電波にようやく乗ったという感じがしている。8万頭を超える牛、豚が処分され、畜産農家が廃業に追い込まれる事態を何故余り報道しないのだろうか?選挙がらみだとかいろいろ囁かれているけれど、今日明日の生活が懸かっている人々のこと収束の気配すら見えないことを考えればそのような悠長な事を言っている場合ではないはず。山本で仕事をするのだが銀座線は車も本に少なく何となくゴーストタウンを思うほど沈痛な空気が漂う。軒並み畜舎があるからおそらく既に感染して処理済かと思われる。作業をする人々の心痛も想像を絶するものにちがいない。「牛が鳴くのよ」「おなかに子を抱えているのはなかなか死なないので他の子牛を連れて来ると安心したように死ぬのよ」そのような話を聞いていると涙があふれてくる。自分たちも生き物なのに人間はむごい!だからといってどうすることも出来ないのだけど悲しみ苦しみを共有することは出来る。これ以上蔓延しないように祈るほかない!

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