2010年1月2日土曜日

還暦・・・・出発の年

元日は義母を施設から外出で帰宅してもらって義妹家族を交えて昼食をとる。その後お風呂を使って親孝行が出来た。認知の人に食べたいだけ食べさせるのは酷だと思うけれど、子としてはそのセーブが掛けられないらしく傍でハラハラして眺めていたのだった。次回からは皆が集まる席で宴会の如き食べる式の食事は考える必要がありそうだ。自分で判断できなければ周りがセーブするのが当然だが我が連れ合いはこれが気に召さない。食べすぎの弊害は大きいのだが・・・・・孝行する自己満足では悲しい。

さて、今年はなんと!もう還暦なのだ。あっと言う間に来てしまった。後十年で七十歳、二十年で八十歳なんてとても考えられない。こんな未熟者で年寄りになってしまうなんて。小さい頃は年寄りの人を見て遙か遠くの出来事のごとく思われていたのに。このままだと、成熟しないで枯れてしまいそうな感じだ。まだまだ、しなければならないことが一杯あるはずだが一体何をどうすればいいのだろう。後20年しかないのならば40年前から買った紙が山のごとく押入れに眠っている。使いきれるわけがない。シンプルに生きて、と思っているけれどここかしこに無駄が山積している。これからは引き算で生きていかねば。
一重ねの着物、一畳の寝床、一日に二食の食事、いくばくかの本、最低これだけあれば生きていける。これにプラスアルファーするだけで。心もスリムがよい。欲をださないこと。修行してもなかなか届かないけれどそのような世界もあることを覚えておこう。改めて自分に言い聞かせて!

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