2009年10月23日金曜日

サイババ・・・に引かれて

青山圭秀さんの著書を片っ端から読む。「理性のゆらぎ」「アガスチャの葉」「サイババの真実」「愛と復讐の大地」「サンカルパ」「大いなる生命学」  
インドは仏教の故郷位の知識しか持ち合わせていなかった。今の時代はITで、とても優秀な人を輩出する地、インドとはそのような所。ところがこれらの本を読んでいくと忘れていた事があった。そうだ、私の懐かしい感覚のチベットの先の地ということを。チベットが原点ではなくてインドだったのではないか。チベットの「第三の目」に引かれてチベットの神秘を想うようになったけれど、インドはそれにも勝る位また神秘なのだ。我々が享受している世界をはるかに超えた原始的であっても本物の世界があることを識る。青山さんの著書を読むと今の我々の生活が何とも上辺だけを装う、精神的なことの抜け殻に向かって進む様を感じてしまう。大切な物に気つかないで生きてきている。物の豊かさは精神の荒廃をきたす。愛するということも忘れてしまう。60年近く生きてきたのに、何を見てきたのだろう。なんと東洋の神秘は豊かなのだろうか。チベットを懐かしく想う、感じるところは自分のどこからくるのだろう。

しばらくこの著書を読みながら考えていこう。

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