2013年8月16日金曜日

お盆・・・・・魚の供養祭

お盆の最終日16日は人間ならぬ魚の供養祭です。今夜は真夜中まで踊りが続く。音頭に乗って棒踊りや手踊りを婦人会や保存会の子供たちが踊り子になって延々と続く。深夜になると仮装した踊り手も飛び出して一段と場が盛り上がる。かっては盆踊りの場が男女の出会いの場でもあって日頃から想いを懐いている相手を口説く場でもあった。が私がここに嫁いだ四十年前頃から段々廃れていったようだ。コミニュケション手段が代わってきたという事だろう。魚の供養祭は漁村だから青年部今や壮年層も頑張って維持に努めなければ後継者難の折、伝統を守ることは難しくなっている。ここで育った人はこの祭りを思い出してお盆は帰って来る。児童館時代の3才から踊りを覚え身体にインプットされたリズムが沸き立つのだろう。大人もウキウキするし、盆を済ませるとギラギラした夏はやがて去る。こうして折り目を付けながら人々は暮らし一年を刻んで行く。
盆踊りの広場は我が家から二百メートルあまり、
どことなく途切れがちに聴こえる音頭に郷愁を感じるのだ。
お隣の志まちゃん
志まちゃんとしゅんくん

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