13日迎え火を炊いてご先祖様を迎える。お煮しめと迎え団子を用意する。
仏壇には季節の果物や落雁のお菓子、よその家はこの他茄子、枝豆、カライモ、柿、トウモロコシなど並べるが我が家はこれはパス。義母はこれを省いていた。
今日14日中日はけんちん汁をつくる。
人々は朝からお参りに来て下さる。この地域は中日に親戚や知人宅を男性は廻って線香を立てる。女性は家で参って下さる方にあいさつをする。多くの家を廻る人々は飲み物も遠慮されるのでその点余り構わない。以前は午後からvのお参りだったらしいが段々様変わりするのだろう。夜はごく近い親戚、兄弟や叔父、叔母などこの家に親の仏壇がある人々が家族でお参りに来る。新盆の家は十軒あまり、漁協の広場に共同で供養場を設え其処でお線香をあげられるようになっている。その前で関係筋の人々が飲んだりし食べたりしながら故人を偲ぶ。頃合いみて中央広場で初盆の関係の方が盆踊りをはじめる。音頭にあわせ何種類かある踊りで盛り上がる。子供たちも地域に伝わる棒踊りで一役かってくれる。こうして地域ぐるみで亡き人を偲ぶのだ。漁村故に共同体としての仕来りは今も健在である。三日間に渡るお盆行事の中日である。
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