2010年7月23日金曜日

かなの書展

7月20日から宮日会館での中村友光子さんのかな書展は雅の世界に誘ってくれるとてもよい雰囲気の書展だった。最近これはというような書展に出会えない中、見せる演出で楽しませてもらった。変体かなを読める人は書をする人か古文書を読む人より他はいない。それでも多くの人を引き付けるのは私たちの意識の深いところにかな文字の記憶がDNAのなかに眠っているのでは・・・・・・ 生活の書にはなりえないけれど何かしら私たちに語りかけて来るものがある。会場は多くの人で賑わっていた。読めなくても充分楽しめる世界があることを教えてもらった気がする。掛け軸でも古いなんて言わせない程の技量の持ち主なのだ。今50代半ばだからこれからが期待できる。期待の星です。

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